2007/10/31 12:29:34
携帯電話のシニア向けを考えると、携帯の機能について二つの側面があります。
一つは、携帯によって高齢者を管理する。
つまり高齢者が携帯電話を持つのは自分の為ではなく、息子や娘の為という方向です。
GPS機能のついた携帯電話を高齢者にもってもらう事により、居場所を確認するというものです。
ただ私がこの携帯機能を極端に考えると、居場所を確認しなければいけない程の高齢者は自発的には携帯を持って出掛けないのでは・・・?
居場所確認の為であったら、携帯ではなく他の物を利用した方が良いのでは?と思います。
もう一つの高齢者(シニア)向け携帯の側面は、携帯を持つ方自身が携帯を楽しむといった方向です。
もっと人生を楽しく生きようといった前向きな高齢者(シニア)の割合はどんどん増えてきています。
その方達は当然、携帯を自由に使えたらもっと人生の幅が広がる事をご存知です。
が、正直この文章を書いている私(50歳)は、すでに携帯電話のハードルが高く感じます。
まず携帯は小さい。
文字も小さくボタンも小さい。
携帯電話の仕組みがわかりにくい。
最近は、そうした高齢者(シニア)の意見を取り入れ、高齢者(シニア)携帯として沢山の機種が開発されています。
携帯会社によっては、「携帯教室」なるモノを開いてくれている所もあるそうです。
高齢者(シニア)だから通話さえ出来ればいいだろう・・・などと言われると哀しいです。
写メも携帯ネットも自由に使いたいのです。
そんな高齢者(シニア)の気持ちを汲んだ携帯電話の機種がどんどん開発されるのは、とても嬉しい傾向です。
PR